パノラマmemoの代理店である応用技術株式会社さま主催のセミナー「to BIMセミナー:誰もがBIMにつながる世界へ!」が10月に東京・大阪で開催されます。
第1回:2017年 10月 12日(木)オートデスク 東京会場
第2回:2017年 10月 13日(金)オートデスク 大阪会場
第3回:2017年 10月 19日(木)オートデスク 東京会場
第4回:2017年 10月 20日(金)オートデスク 大阪会場
主催:応用技術株式会社、オートデスク株式会社
協賛:トランスコスモス株式会社、株式会社安井ファシリティーズ
セミナー内では、先日行われたAUJ2017(AutodeskUniversity)の振り返りや、BIMの今後の姿、およびAutodeskForge活用について語られると共に、速攻性のある建築業向けBPOサービスのご紹介もございます。また、弊社からはパノラマmemoについて事例を交えたご紹介をさせて頂きます。
ご興味・ご関心のある方は、以下よりぜひお申込みください。
http://www.apptec.co.jp/event/index20171012.html
7/3の日刊建築通信新聞で、弊社の「パノラマmemo」に関する記事を取り上げて頂きました。
現場管理ツールとしての内容がメインとなっていますが、今後の開発予定(計測や維持管理DB)についても少し取り上げて頂いております。
ご興味・ご関心がございましたら、ご一読頂ければ幸いです。
↓2017年7月3日 日刊建築通信新聞↓
170703_現場の逸品・安井ファシリティーズ
関西エリアにてトランスコスモス㈱さま主催の「設計・施工関係者」向けのセミナーが開催されます。
2017年6月30日(金)14:30~
テーマはIT活用・BIM・パノラマ・アウトソーシングサービスで、我々もパノラマmemoのご紹介で講演させて頂きます。ご興味・ご関心をお持ちの方は、以下より詳細のご確認・お申込み下さい。
http://www.trans-cosmos.co.jp/seminar/170630.html
※定員に達し次第、募集は締め切らせて頂きますので、予めご了承ください。
※今回は長い記事です、お読み頂くのに約5分必要です※
弊社では、パノラマmemoに関し、お客様先でデモやヒアリングを実施させて戴く機会が多くあります。
その際によく頂くのが「投資対効果は?」という言葉です。これに対しては、即答できないケースが多くございます。
即答しやすいのは、改修工事の設計・施工を行われている企業様で「現場調査の移動コスト・調査コスト削減」です。交通費・人件費は貨幣換算しやすいため非常にわかりやすい指標です。しかし、それでもお客様ごとに調査回数・建物規模が異なるため我々のみで算出できるものではありません。
そこで今回は、投資対効果の中から「ITシステム投資とは?」というテーマ絞って記載します。
~~~~~~~~
■ITシステムはただの道具。その多くは買うだけでは効果は出ない
私はよく、世の中のITシステムを大きく4つに分類してご説明します。
①買えば、効果が出るシステム
②買って使えば、効果が出るシステム
③買って上手に使いこなせば、効果が出るシステム
④買って上手に使いこなしても、効果が出るか予測がつかないシステム
例えば①は「自動バックアップソフト・ウイルス対策ソフト」です。
ウイルス対策ソフトは皆様のパソコンに入っているケースも多いと思いますが、これらは最初に設定してしまえば、あとはソフトが勝手に「期待した効果」を発揮してくれます。
②は「メールソフト」が代表的です。
従来メールは「紙に書いて・切手を貼って・ポストに投函すると、数日後に相手に文章が届く」というものでしたが、これをITで自動化することで手間と時間を省けるようになりました。つまり②は「人が手間をかけて行っていた作業を、システムで省力化・自動化・合理化するソフト」であるケースが多いです。特にITバブルの時期に「とにかくITを導入しないといけない!」という風潮があり、実際にITが多くの効果をもたらしました。なぜかというと「人が行っていた作業を、そのままシステムにやらせる」というのは非常にわかりやすく、失敗も少ないからです。(実際統計的に、この手のIT導入プロジェクトの成功率は8割を超えています)
③は「3D-CADソフト、建築業界でいうBIMソフト」です。
②との大きな違いは「ソフトを使うだけでは、効果が出ない」という点です。例えばBIMソフトであれば「従来の2次元図面による作業」とは全く違う「3次元的な思考」が出来る点が強みです。しかしすでに経験されている方もいらっしゃるかと思いますが、BIMを使う場合、従来の2次元と同じ業務の流れで使っていてはあまり効果が出ません。逆に、3Dモデルを作るための工数分、負担が増えることもあります。
投資対効果を得る(投資以上に効果を出す)為には、3次元のメリットである「形状のわかりやすさ(コミュニケーション品質の向上)・シミュレーションの容易さ・干渉の検出」などを享受するために、最低でも「BIMソフト+業務プロセス・情報プロセス」まで手を付けるケースが多くあります。また、これらの運用は一朝一夕で立ち上がる物ではなく、立ち上げ期の負荷・リスクコントロールを十分に行わなくては、上手く立ち上がらないリスクも含みます。これが「ソフトを買って、上手に使いこなす=効果が出る」といわれる所以です。
ちなみに④は例えが難しいのですが「ビッグデータ解析」などです。
先進的な技術の研究とも言い換えられます。「きっといつか役に立つだろうが、先進的で予測がつかない」というのがこのケースです。逆にビックデータ解析でも、先に「明確な目標と、ゴール(効果)に行きつくまでのプロセス」の予測が立っていれば、③に分類されます。
このようにITシステムの効果というテーマ1つとっても、多種多様です。(ITに限らない話ですが)
■パノラマmemoは「③買って使いこなせば効果が出るシステム」
パノラマmemoはお買い上げ戴くだけでは、何の効果もでません。これは「ソフト購入という投資だけでは意味なない」という事を指しています。では「どんな投資をすれば効果が出るのか?」を以下に記載します。
〇物品への投資
・ソフト購入
・撮影機材購入(カメラ・三脚など)
〇人への投資
・撮影/登録できる人材の育成
・関係者に対するソフトの使い方の周知
〇プロセスへの投資
・システムの利用ルール
・システム利用する対象業務と、利用のプロセスの決定
〇その他の投資
・実際にシステムや業務がイメージした通りに動き出すまでの時間
・期待する投資と効果の予測と、その結果のレビュー
・継続的な改善をもたらすための、PCDAの仕組みづくりと定着
いかがでしょうか。非常に複雑かのように見えますが、これ全てのITシステムや、それ以外の投資でも同様です。ただし、規模の大小はありますので、数回の打ち合わせで予測がつくものから、数年・数億・数百人かけて検討するものまで多種多様です。
■パノラマmemoは「投資が少ない!」
ここまで記載した内容とは全く逆ですが、パノラマmemoは「お客様の投資を最低限に抑え、素早く効果を出せる」というのを強みにしています。
以下はある建物の維持管理での実績です
~~~~~~~~
〇撮影/登録できる人材の育成
30分~半日のトレーニングで使い始められます
〇関係者に対するソフトの使い方の周知
お客様の9割は、5分程度の説明で使って頂いています。その後の問い合わせもほぼありません。
〇システムの利用ルール
1回の打ち合わせで、気軽にご利用いただいています。
〇実際にシステムや業務がイメージした通りに動き出すまでの時間
製品導入1か月後に様子を伺ったところ、すでに定着していました。
~~~~~~~~
このようにパノラマmemoは企画段階から「業務プロセス・人材育成・業務立ち上げ」などを想定し、開発元として「製品ご購入~業務立ち上げまで含め、お客様の代わりに投資・リスクを抑える」ことを最優先しております。
こういった活動は、弊社製品に関わらずあらゆるIT製品で必要となります。もし御社がIT導入を検討される際は、開発元・販売代理店に対し「製品購入から、実際に活用できるまでの間で発生する手間・リスク・注意点は?」とご確認頂く事をお勧めします。それこそがITシステムの投資対効果における「投資」の算出に繋がってくるからです。
「パノラマmemoへの投資」のお話を交えつつ「ITシステム投資とは?」についてご説明させていただきました。
最後に私事ですが、私はスマートフォンに「面白そうな無料アプリ」をダウンロードしたが1回しか使わずに消した経験が多くございます。パノラマmemoもそれに似た「面白そうなアプリ」でもありますが、これを実際にお使い頂きお客様のビジネスとして効果を出すべく、御社のニーズに合わせた使い方(もしくは使うべきかそうでないかの判断材料)をご提案させて戴いております。
ご興味・ご関心をお持ちいただきましたら、ぜひお気軽にお声がけ頂ければ幸いです。
※最後までお読みいただき、ありがとうございました。
昨日、パノラマmemoシステムのバージョンアップを行いました。
主な変更点は以下です ※既存のユーザ様向けには大きな変化はありません。
①各種セキュリティの強化
②オンプレミス環境での利便性強化
②についてですが、通常パノラマmemoはクラウド環境でのご提供となっているため、ご利用には「インターネットに繋がるパソコン」が必要となります。これに対しオンプレミス版では「社内サーバのみでの利用」「インターネットに繋がらないノートパソコンでの利用」などが可能となっています。
今回のバージョンアップで、オンプレミス環境でのシステム活用の利便性が向上しております。
日々、小規模なバージョンアップを行うと共に、よりお客様の業務プロセスと親和性を高めるための「大規模バージョンアップ」についても現在進行中です。
今後も「機能が増えて、使い方が難しくなる→使える人が少なくなる→役に立たなくなる」という事の無いよう、現場の声を参考にさせて頂きながら活動を進めて参ります。
先日、トランスコスモス様で主催された「建築業界向け設計・施工支援セミナー」にて、弊社のパノラマmemoもご紹介させて頂きました。
デモの内容は、特に施工関係者の視点で「自社の業務改善」「お客様向けの新サービス展開」という事例を交えた物でした。大変ありがたいことにセミナー後には、アンケートでのご好評や、製品に関するお問合せを非常に多く頂き、我々も一安心しております。
今後も、製品開発・お客様への活用提案・業務立ち上げ支援と併せまして、広報活動も進めて参ります。ご要望がございましたら、製品のご紹介を御社向けの活用例を交えて行いますので、お気軽にお問合せ下さい。
※特に今月は「複数の建物を管理されるオーナー様」からのお声掛けを多く頂いています。
弊社で利用しているThetaSCのうち1台が、Wifi接続できない症状となってしまいました。
数多くの現場で「落下・三脚ごと転倒(撮影疲れでのミス)」など酷使したのが原因と思われます。特に、一脚ごと倒れた場合は、一脚分の質量が足されるので、通常の落下よりダメージが大きいです。
現場撮影される際は、皆さま以下にご注意ください。
①常に予備機を持っておく事
-現場調査は、基本的に限られた時間内で十分な量の撮影(撮りすぎて困る事はありません)を求められます。
-電池切れ(フル稼働で約2時間)・転倒・溶剤などによるレンズの汚れの恐れがありますので、最低でも2台以上はThetaを常備されることを強くお勧めします。
②スマートフォンにも注意
-Thetaでの撮影には、スマートフォンアプリによる遠隔撮影・画質設定も重要です。
-長時間の撮影は、スマートフォン側のバッテリー消費はもちろん、Theta同様にスマホ落下のリスクがございます。
対策として弊社では「急速充電可能なモバイルバッテリー常備・スマホには着脱可能なストラップ装着(画像参照)」を行っております。
その他、機材に関してはパノラマmemoご契約者様向けマニュアル(撮影編)にも記載がありますので、ぜひご参照ください。
もちろん、弊社宛へもお気軽にご相談ください。御社の撮影スタイルに合った利用方法・機材をご提案させて頂きます。
現在、大規模な改修工事中で、普段は見えない配管・配線・設備がすべて見える状態です。
そこで、今後の維持管理業務や次回改修工事を見越して、館内の追加撮影を実施しました。
【撮影について】
一部照明が無く薄暗いエリアもあったため、シータ+照明をセットしています。
また、長めの一脚の先にシータを取り付けている為、普段気軽にのぞき込めないエリア(梁や設備・配管の奥)まで撮影・共有されました。
直近では施工不良の点検・配線の検討にも利用されます。
工事完了後は、ビルオーナ様・メンテナンス会社様へ引渡し、維持管理用データベースとしてご活用頂く予定です。
◆YOUTUBEにて、パノラマmemoの紹介ムービーを公開しました。
本動画は
前半:利用方法のご紹介
中盤:パノラマ写真の撮影・システムへの登録方法
後半:利用事例
の3部構成となっています。
通常の製品紹介動画と異なり、全6分と長くなっております。
プレゼンテーション用としての利用ケースが非常に多かったためです。
お陰様で、弊社スタッフによるデモ無しでも概要をご理解頂ける様になりました。
※各紹介者様、代理店様、ありがとうございます
当然、本動画には収録しきれなかった「活用事例・課題・業務立ち上げのコツ」などの情報も多くございますので、ご興味お持ちの方は弊社まで気軽にお声掛け下さい。
パノラマmemo(通称パノメモ)の製品紹介サイトを公開致しました。
追って、パノメモ紹介動画をYoutubeで公開する予定です。