パノラマmemo担当の本吉です。いつもパノラマmemoをご活用いただきありがとうございます。
THETA(シータ)SC・V・SC2の3機種で、純正スマートフォンアプリへのデータ転送速度を比較しました。
まずはこちらの動画をご覧ください。
3機種での検証は、以下の結果になりました。
■THETA SC 約 14 秒
■THETA SC2 約 10 秒
■THETA V 約 6 秒
3機種での最速はTHETA Vです。
SCとVでは、倍以上転送速度が変わることがわかりました。
THETAご購入の際に、機種ごとの価格や画質の比較検討をされる方は多いと思いますが、データ転送の速度も重要です。
THETAは本体のみでも、パノラマ写真の撮影ができますが、スマートフォンのアプリと接続しないと撮った写真の確認ができません。
◆THETAとスマートフォンアプリで、できること
アプリはTHETA純正のものや、弊社開発のパノラマmemo対応撮影アプリ「パノラマmemo-shot」などがあり、THETAと離れた位置から遠隔でシャッターがきれたり、明るさの調整などができます。
とても便利なアプリですが、THETAから撮影したデータをスマートフォンへ転送するため、写真が見られるまでに時間がかかります。
このデータ転送の時間が、動画でご覧いただいたように機種ごとに変わってくるため、現場調査のスピード感によっては重要になってきます。
◆実際の現場での使用感
現場での個人的な使用感ですが、最速のVは非常にサクサク撮れる印象です。
撮影してから、次の撮影ポイントまでの移動中にデータ転送が終わっているので、「待ち」の時間がなく、スムーズに撮影が進められます。
対してSCは、どうしても「待ち」の時間ができます。スピード感重視の現場撮影の場合、不向きかもしれません。
SC2はまだ現場での使用経験がないのですが、Vと比べると遅いため、若干ストレスを感じられるかもしれません。※SC2はパノラマmemo専用撮影アプリには非対応です。
2021/3/30リリースのパノラマmemo撮影専用アプリ「パノラマmemo-Shot(ver1.8)」より正式に対応いたしました。
以上、THETA3機種のデータ転送速度比較でした。
3月中旬には、「RICOH THETA SC2 for Business」の発売も発表されました。
入手できれば、またこのブログで比較記事など公開したいと思います。