こんにちは、パノラマmemo担当の伊藤です。今回はTHETAのバッテリー切れ対策についてお話します。
シータ1台の連続稼働は2時間
建設現場でよく利用されている360度パノラマカメラのTHETA(シータ)ですが、バッテリー連続稼働時間はおおよそ2時間です。※スマートフォンと接続しながら連続稼働させた場合
そこで必要となるのが「バッテリー切れ対策」です。
現場撮影の規模により、対策は異なる
モバイルバッテリーで稼働時間は延長できますが、撮影シーンごとに推奨する「具体的な装備品」は異なります。
①1日かけて現場調査しながら、合間にパノラマ撮影する場合(50枚程度)
②現場撮影をメインとし、1日中撮影し続ける場合( 50~400枚程度)
③番外編:複数名で超大量撮影する場合(1日で数万㎡)
上記のケースごとに、推奨する「バッテリー切れ対策」を記載します。
①1日かけて現場調査しながら、合間にパノラマ撮影する場合(50枚程度)
余裕があれば2台持っていく事をお勧めします。(故障・破損対策)
②現場撮影をメインとし、1日中撮影し続ける場合
<左>終日の撮影であれば、THETA2台利用をお勧めします。交互に こまめな充電する事で、1日は何とか持ちます。
<右>三脚を使って撮影する場合は、右写真の構成が大変便利です。
画像上から「THETA-V、エクステンションアダプター(※)、モバイルバッテリー(3000mA程度)、三脚」です。この構成であれば、安心して1日中撮影できます。
※エクステンションアダプターとは?
三脚にTHETAをセットすると、充電ポートがふさがってしまいます。そこでTHETAと三脚の間に、このアダプタ(金属の棒)を挟むことで充電できるようになります。(リコー純正商品)
※終日の撮影であれば、iPhone/iPad側の充電用モバイルバッテリーも準備しておきましょう。
③番外編:複数名で超大量撮影する場合(1日数万㎡など)
THETA-V(1人1台+予備)、THETA用3000mAバッテリー、iPhone本体、iPhone用10000mAバッテリー、空調服バッテリー、撮影ミスチェック用iPad&ApplePencil、データアップロード用モバイルルータ・・・各人数分
USB充電器は10ポートの物2台が埋まります。火災が起きないよう、充電は菅らず常に人がいる場所で。。。